今回はこの悩みに答えていきます。
筋トレの効果を出すには、食事の内容は大きく関わってきます。
たんぱく質が豊富な肉ですが、より効果的に摂るためにそれぞれの肉の特徴を知っていきましょう。
肉の中でも筋トレに効果的といわれる、鶏肉や牛肉のそれぞれのメリットについて解説していきますので、是非明日の食事から活用してみてくださいね。
- 筋トレのために食事で肉を摂る理由
- 鶏肉の特徴と筋トレ効果
- 牛肉の特徴と筋トレ効果
これについて解説しているので、筋トレ中の食事にどんな肉を取り入れようか迷っている人にピッタリな内容です。
筋トレのために食事で肉を摂る理由
筋トレの中でも特に減量・ダイエットをしている人は食事で肉を避けがちですが、筋トレには肉を食べることも大切です。大きく3つの理由があります。
- 筋トレのための体の基礎をつくる
- 筋トレの効率を上げる
- 満腹感を得てカロリーコントロール
詳しく解説していきますね。
筋トレのための体の基礎をつくる
肉に多く含まれる脂質・たんぱく質は三大栄養素のうちの2つで、筋トレの基本である体の基礎をつくります。
筋肉のもととなるたんぱく質はもちろん、脂質は内臓の健康や骨の強化、血行の促進などの健康面から筋トレをサポートします。
筋トレの効率を上げる
脂質を摂取により分泌される「テストテトロン」というホルモンにより、筋肉の合成がサポートされ、筋トレの効率が高くなります。
テストテトロンは「ドーパミン」、も分泌するため、筋トレへの集中力とパフォーマンスを上げる効果があります。
筋トレに欠かせないビタミンのうち油溶性ビタミンの吸収率も上げるため、筋トレには欠かせない食べ物です。
満腹感を得てカロリーコントロール
脂質は他の栄養素に比べてエネルギー密度が高くなっています。
糖質:1gで4kcal 脂質:1gで9kcal
適度な脂質は筋トレへの効果だけでなく、空腹が辛い食事制限中に摂ることで満腹感を得られます。少量でも高エネルギーなので効率的に栄養を摂取できます。
鶏肉の特徴と筋トレ効果
筋トレに効果的な食事の1つである、鶏肉の特徴と筋トレへの効果は大きく4つあります。
- 脂質の量が断トツで少ない
- コラーゲンが豊富
- ビタミンB群と鉄分が豊富
- クレアチンが豊富
これも詳しく解説していきます。
脂質の量が断トツで少ない
鶏肉の特徴として、脂質の量が他の肉と比べて大幅に少ないというのがあります。
筋トレのための食事の基礎は高たんぱく・低脂質・低糖質のため、鶏肉を取り入れることで食事での3つのバランスを保ちやすくなります。
コラーゲンが豊富
鶏肉にはコラーゲンが豊富です。
コラーゲンと聞くと美容効果のイメージがありますが、筋肉にも良い効果があります。
筋肉を束ねている「筋膜」はコラーゲンとエラスチンからできています。
コラーゲンを食事から摂ることで、筋力の低下を防ぐことが期待できます。
ビタミンB群と鉄分が豊富
鶏肉は、ビタミンB2とビタミンB6、鉄分が含まれています。
- 鶏のもも肉部分に多く含まれる
- 糖質・たんぱく質・脂質のすべての代謝を促す
- 脂肪の燃焼効果
- 細胞の再生
- 鶏のむね肉部分に多く含まれる
- たんぱく質の代謝
- 筋肉の合成
クレアチンが豊富
クレアチンはたんぱく質の一種で、その9割が筋肉にあります。
筋収縮を促し強度の高いトレーニングへの効果も期待できます。筋トレの運動効率を上げる他、疲労回復にも役立ちます。
牛肉の特徴と筋トレ効果
筋トレに効果的な食事の1つである、牛肉の特徴と筋トレへの効果は大きく4つあります。
- 高たんぱくの中でも高生物価
- テストステロンを増やして筋トレ効率アップ
- 必須アミノ酸が豊富
- ビタミン・ミネラルが豊富
高たんぱくの中でも高生物価
生物価とは、たんぱく質の栄養価を表す数値です。
肉などの動物性たんぱく質に多く含まれており、牛肉のたんぱく質の栄養価は高いものとなっています。
テストステロンを増やして筋トレ効率アップ
牛肉には脂質の量が鶏肉よりも多いため、「テストステロン」の分泌が多く期待できます。
テストテトロンは筋トレによる筋肉の合成をサポートするため、筋トレの効率が高くなります。
「ドーパミン」の分泌の促進もするため、筋トレへの集中力とパフォーマンスを上げる効果があります。
必須アミノ酸が豊富
牛肉には必須アミノ酸が豊富です。
体に必要なアミノ酸のうち、体内で生成できない9種類が必須アミノ酸といいます。
筋肉の分解を防いで成長を促す効果や、筋トレで傷ついた筋肉の修復に効果があります。
ビタミン・ミネラルが豊富
ミネラルの中でも抗酸化作用のあるセレン、ビタミンはビタミンAやB6やB12、パントテン酸やナイアシンが豊富です。
特に油溶性ビタミンであるビタミンAは、脂質と摂ることで吸収率が上がるため、牛肉を食事で摂るとより効率的です。
これらの栄養素を摂ることで体は、たんぱく質よりも糖質や脂質を優先しエネルギー消費していきます。
肉の特徴を知って筋トレを効率化
鶏肉と牛肉では、それぞれにメリットがありました。
- 脂質の量が断トツで少なく筋トレ向き
- 豊富なコラーゲンで筋膜強化
- ビタミンB群と鉄分が豊富で筋肉サポート
- 豊富なクレアチンで筋トレ効率アップ
- 脂質の量が断トツで少ない)
- コラーゲンが豊富
- ビタミンB群と鉄分が豊富
- クレアチンが豊富
その日の食事のバランスや筋トレに合わせて、食事で摂るべき肉を選びましょう。
肉を上手に食事に取り入れることで、筋トレをより効果的なものに充実させましょう!