今回はこの悩みに答えていきます。
筋トレについて諸説あるゴールデンタイムについて、2020年1月時点の最新の情報を解説していきます。
ゴールデンタイムのメリットに加えて、ゴールデンタイムの継続時間とその時間に取るべき食事についてもご紹介しますので、是非筋トレに活用してみてくださいね。
- 筋トレのゴールデンタイムによるメリット
- 新しく提唱されたゴールデンタイムの継続時間
- ゴールデンタイムで摂るべき栄養と食事
これについて解説しているので、ゴールデンタイムを活用して筋トレ効果を上げたい人にピッタリな内容です。
筋トレのゴールデンタイムって?
まずは、筋トレに関わるゴールデンタイムについて解説していきます。ゴールデンタイムによる筋トレへのメリットは、大きく3つあります。
- 栄養素を効率的に吸収
- 筋肉を合成する
- 筋肉の分解を防ぐ
詳しく解説していきますね。
栄養素を効率的に吸収
ゴールデンタイムに摂取した栄養素は、体が通常より吸収しやすくなっています。
そのため、筋トレ後に必要な栄養素をゴールデンタイムに摂ることで、より効率的に筋トレで効果を得られるというものです。
筋肉を合成する
筋トレ後には筋肉の合成が活発なため、筋トレ後ゴールデンタイムの継続時間内にたんぱく質を摂ることが大切です。
ゴールデンタイムにたんぱく質を摂ると、筋トレで傷ついた筋肉を修復し合成する過程において、より多くのたんぱく質を補給できます。
筋肉の分解を防ぐ
筋トレ後は筋肉の分解が進みやすい状態です。
そのため、ゴールデンタイムにたんぱく質や糖質の栄養を摂ることで、筋肉の分解を防げます。
就寝中も筋肉の分解が行われています。しかし就寝中は食事がとれないために、ゴールデンタイムに栄養を補給することで体を栄養で満たすと安心です。
ゴールデンタイムの継続時間
ゴールデンタイムの継続時間は、様々な説があります。
今までいわれていきたゴールデンタイムと、最近の新しいゴールデンタイムについての考えを解説していきます。
- 筋トレ直後1時間以内?就寝前30分以内?
- 今は筋トレ直後~24時間がゴールデンタイム
筋トレ直後1時間以内?就寝前30分以内?
今までは、筋トレ直後~1時間と就寝前がゴールデンタイムだといわれてきました。
筋トレによる筋グリコーゲンの減少、筋肉の分解と合成が活発なことが1つの理由でした。もう1つは就寝中の筋肉の分解を食事でカバーできないことが理由です。
しかし、最近ではこれらの説とは違うものが多く発表されています。
今は筋トレ直後~24時間がゴールデンタイム
今は、筋トレ直後~24時間がゴールデンタイムだといわれています。
- たんぱく質が同化は筋トレ後3時間後に高くなり、24時間までほぼ変わらない
- 筋トレ後36時間~48時間で通常に戻る
という研究結果も出ています。
そのため、筋トレ直後にたんぱく質や糖質を摂るのに越したことはありませんが、無理に急ぐ必要や食事の時間をずらさなくても間違いありません。
筋トレ後24時間を目安に、必要量のたんぱく質を十分に摂ることが重要です。
ゴールデンタイムに取るべき食事のポイント
ゴールデンタイムに取るべき食事には、2つの栄養素がポイントです。
- 決まった量の十分なたんぱく質を
- 筋トレ後は糖質も必須
決まった量の十分なたんぱく質を
筋トレ後は、ゴールデンタイムである24時間以内を目安にたんぱく質を十分に摂りましょう。
筋トレをしている人は、体重×2gは摂りたいところです。
できるだけ食事から栄養を摂ることを目指して、足りない分をプロテインで補うようにすると間違いありません。
筋トレ後は糖質も必須
筋トレ後のゴールデンタイムではたんぱく質ばかりが注目されがちですが、糖質も重要です。
筋トレ後は筋肉の筋グリコーゲンも減少しており、糖質を摂ることで筋肉の分解を防ぎます。
量は少量~通常量で、高GI値のものを選ぶと効率的です。
ゴールデンタイムと上手に付き合う
新しいゴールデンタイムが提唱され、驚いている方も少なくないと思います。
- 筋トレ後24時間を目安に栄養補給
- たんぱく質を中心に糖質も
この2つだけを押さえて、自分のペースで上手にゴールデンタイムと付き合いましょう。
ゴールデンタイムを活用することで、より充実した筋トレの成果を得られること間違いありません。