今回はこの悩みに答えていきます。
筋トレも食事も毎日のことなので、メニューを考えるのは大変ですよね。両方毎日同じメニューにできたら楽になること間違いありません。
筋トレと食事を毎日同じメニューにするとどうなるのか、メリットとデメリットについて解説していきます。
- 毎日同じ筋トレはNG!その理由は?
- ベストな筋トレ法
- 毎日同じ食事のメリット・デメリット
これについて解説しているので、筋トレと食事の管理を毎日頑張っている人にピッタリな内容です。
毎日同じ筋トレはNG!その理由は?
毎日同じ筋トレは逆効果です。筋トレを毎日同じメニューで行うことが良くない理由は大きく2つあります。
- 筋肉の超回復を妨げる
- 筋肉量の減少につながる
詳しく解説していきますね。
筋肉の超回復を妨げる
筋肉には、超回復といわれる働きがあります。
- 筋トレをすることにより、体は疲弊とともにエネルギーが少ない状態になり、筋繊維も傷つけられます。
- これによって体力やパフォーマンスが低下しますが、適切な時間の休息で回復し、筋肉の増加と強化につながります。
そして、筋肉が完全に修復されるのには約48時間かかります。
この48時間の休息を無視して毎日同じ筋トレで同じ部位を鍛えることで、筋肉の回復が完全に終わる前にまた筋肉を傷つけてしまいます。
そうすると筋肉の成長も筋トレのパフォーマンスも見込めません。
筋肉量の減少につながる
筋肉が回復する前に毎日同じ筋トレをしてしまうことで筋肉がより傷ついてしまいます。
それによって筋肉の回復が損傷に追い付かず、筋肉の減少につながります。
筋肉をつけるために追い込んでいるつもりでも、知らない間に筋肉が減少しているなんてことがないように、毎日同じ筋トレを続けることは控えましょう。
ベストな筋トレ法
毎日同じ筋トレをするのはNGなので、その代わりにどのような筋トレが良いのかを解説していきます。
- 筋トレは1日に1部位
- 筋トレの種類によって回数を設定
これも詳しく解説していきます。
筋トレは1日に1部位
先ほどの通り、筋肉が完全に修復されるのには約48時間かかります。
そのため、1つの部位を鍛えてから2日間はその部位に負荷をかけるよりも、他の部位を鍛えて2日後以降にまた最初の部位に戻る、というのが効率的です。
- 月曜日は胸筋、火曜日は背筋、水曜日は大殿筋、などと振り分けて筋トレをしていきましょう。
筋トレの種類によって回数を設定
筋トレでは10回を3セット!という設定をよく見かけますが、筋トレの種類によって回数を設定するのがベストです。
- ベンチプレスやタンベルスクワットなどの重量を扱う筋トレです。そのため回数が少なくても筋肉を成長させるIGF-1というものが分泌されます。
- ダンベルフライ、ヒップエクステンションなど筋肉をしっかりストレッチする筋トレです。
中レップの筋トレにおいて筋肉が損傷されることでも、筋肉を成長させるIGF-1を分泌します。
- プレスダウン、ケーブルクロスなどの筋収縮を狙った筋トレです。
この筋トレは筋肉のパンプアップによる、筋肉の肥大が期待できます。
毎日同じ食事にするメリット
難しい食事管理を少しでも楽にするために、毎日同じ食事にすることのメリットは2つあります。
- メニューを考える手間が省ける
- 一度の栄養計算で毎日バランスの良い食事に
メニューを考える手間が省ける
毎日同じ食事にすることで、毎日食事のメニューを考える時間が省けます。
何を食べるか迷う時間、メニューを考える時間、買い物の手間といったものの負担を少なくできることがメリットとして大きいですよね。
一度の栄養計算で毎日バランスの良い食事に
栄養バランスの取れた食事を一度考えるだけでそれ以降は毎日同じ食事で済むため、毎日安定してバランスの良い食事がとれます。
- たんぱく質
- 糖質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
のバランスの取れた食事を意識しましょう。
毎日同じといっても全く一緒のものではなく、大きな食事のジャンルだけ決めるのも安心です。
- 適度な糖質
- 魚などの主菜のたんぱく質
- 野菜、サラダ
- MCTオイル、オリーブオイル
と決めて、その中の細かい食品だけその都度あるもので埋めていくのも少しは楽になりますよね。
毎日同じ食事にするデメリット
毎日同じ食事にすることは、メリットだけではありません。
食事を毎日同じメニューにすることで起こるデメリットについて解説していきます。
- 遅延性アレルギーの可能性
遅延性アレルギーの可能性
毎日特定のものを食べ続けることで、可能性は低いですがその食べ物でアレルギーを起こしてしまうこともあります。
とくにたんぱく質で起きやすく、筋トレに欠かせないプロテインや卵、グルテンでも起こりうることです。
腸内環境が良くない人は可能性としてなる場合があるといわれているので、毎日同じものを過度に摂取することは控えると安心です。
毎日同じ筋トレは避け、バランスの取れた食事を
毎日同じ筋トレをすることで、このようなことがあります。
- 筋肉の超回復を妨げる
- 筋肉量の減少につながる
筋肉を増やすために筋トレを行っているのに、筋肉の量が減ってしまっては困りますよね。
そうならないためにも、
- 筋トレは1日に1部位
- 筋トレの種類によって回数を設定
これらのことを筋トレ中に心がけましょう。
また、毎日同じ食事はメニューを考える手間が省ける、一度の栄養計算で毎日バランスの良い食事になるというメリットがありました。
無理をしない程度に筋トレのためのバランスの良い食事を摂るためにも、適宜取り入れてみて損はありません。
是非毎日の食事を見直して、充実した筋トレライフを送ってくださいね。